堺市博物館・堺市茶室

堺市博物館・堺市茶室


日本最大の古墳・仁徳陵に隣接した大仙公園にあるのが堺市博物館です。常設展のテーマは「仁徳陵と自由都市」。日本の古代史を代表する前方後円墳・仁徳陵と、中世・自治都市として繁栄を極めた堺の栄華を、さまざまな歴史資料で紹介しています。重要文化財の観音菩薩立像は7世紀頃に作られたもの。白檀の一木としては日本最大・最古のものといわれています。また、府指定文化財の「慶長大火縄銃」は長さ3m、重さ135キロもあり、世界最長の火縄銃といわれています。
また、博物館の隣には、茶の湯を大成した千利休ゆかりの地・堺にふさわしく茶室があり、気軽にお茶を楽しむことができます。黄梅庵(おうばいあん)と伸庵(しんあん)の二つの茶室があり、いずれも国の登録有形文化財に登録されています。
ここがポイント!
[幽玄の音が響く水琴窟]
堺市博物館・堺市茶室茶室の庭園にあるのが、水琴窟(すいきんくつ)。
手水鉢の水を使うと、流れ落ちる水滴の音が地中に埋めた瓶に反響して、美しい音色を奏でる仕掛けです。じっと耳を澄ませると、幽玄の音が楽しめます。
庭園は無料で見学できますので、一度お試しください。
その音色はこちらでお楽しみください。



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